新妻が言う。
「結婚してどれくらいまでが“新妻”?
 いつまでも新妻じゃ、ずうずうしいよねっ」
夫は答えた。
「子どもが生まれるまでいいんじゃない?」
じゃ、お構いなく新妻と。

しかし、とうとう“プログラマの新妻”とは言えない日々が。
…大丈夫。離婚ではない。

理由は二つ。
昨年春、赤ちゃんを授かりました。
そして夫はプログラマを休業。

そして今…、
自然豊かな九州に。
プログラマんちの表札の上には夫がつけそうな会社名が。
物干しにはおむつが風に揺れている。
昼寝から覚めるとお雛様が届いていた。

夢をにぎる

新妻、夢見た毎日を送っている。

現在、子授けのお礼参り実施中。
日本各地、遠くは岩手!?
…いや、ペルー。アンデスの神にお礼を言わねば…。